ロングスケートボードの種類の解説、クルーザー vs サーフスケート
「2つのトラック(車軸)と4つのウィールがある木の板」 とロングスケートボードを定義することは簡単ですが、全てのボードの共通点はこの基本的なセットアップのみとなります。ボードの種類はロングボードからクルーザー、サーフスケートなど様々です。ここではそれぞれの違いや使い方を紹介します。
まずはロングボードから見てみましょう。
ロングボード
ロングボードは大体のボードスポーツをする人たちが気に入るボードです。目的別に色々な形や大きさがあります。長距離を走るときや、街中での通勤などに使われることが多いですが、例えば時速50km以上のスピードでダウンヒルレースをするなど、より過激なシチュエーションでも使用できます。スピード狂になりたくない人は、川のそばや湖畔の周りなど、アスファルトのある場所でリラックスしながらカービングを楽しむことができます。
ロングボーディングは後述するサーフスケートを除けば限りなくサーフィンに近いものとなります。数あるボードの中でも、ロングボードは最も滑らかで安定したリラックスした乗り心地です。通常のスケートボードとは異なり、安定したデッキと大きなウィールを持つロングボードでは小石やでこぼこ道はあまり問題とはなりません。しかしその安定性ゆえに重くなり、持ち運びが少し厄介となります。
クルーザー
WODDY-BOARD PONO KICKのようなクルーザーはより短く、より機敏に動けるボードで短い距離を移動することを目的としています。クルーザーは普段の生活の移動距離や街中を周る短い距離に最適です。また持ち運びにも適しています。多くのスペースを取らず、簡単に多くの場所へ運ぶことができます。またサイズが小さいため操作性、反応性も高く、障害物や人を避けるのも簡単です。しかしこの携帯性と軽快さの代わりに安定性が損なわれます。乗り心地はかなり快適ですがクルーザーボードは大きなロングボードほど安定していません。
クルーザーの知っておきたい重要なポイント:
- 25インチから37インチまでのサイズ
- ロングボードよりも小さく軽い
- レスポンスが良いので、素早くタイトなターンがしやすい
- 街中にある様々な地形に対応できるよう柔らかめなウィール
- 縁石を上がったり下がったりできるよう、少なくとも1つのキックテールがある
- 素早い加速を可能にする
これらの特徴を念頭に置いて考えると、クルーザーが短距離の日常の移動やキャンパス内でのクルーズ、街中での移動手段に最適であるということがわかります。そしてもちろんただ乗ることを楽しめます。
クルーザーに適している人は?
駅や車から徒歩で移動することが多い人や、短い距離を短時間で移動したい人に最適です。また、街の新しいエリアを探索するときや、他の街を訪れるときに持って行くのにも最適です。他にも犬の散歩やちょっとコンビニに行くときなどにも最適なボードです。つまり、クルーザーは理想的な「どこにでも持っていける」ボードです。
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サーフスケート
サーフスケートの見た目はクルーザーボードとよく似ていますが、乗り心地が大きく違います。基本的には陸上でサーフィンをしているような感覚が味わえるボードです。
サーフスケートには、カービング能力を飛躍的に高める特別なトラックを使用しています。サーフショートボードが波の上でどのように動くのかをシュミレートし、陸上でもサーフィンをしているかのような感覚を実現することができます。
また、このボードはパンピング(左右に重心移動を繰り返すテクニックのこと)に長けていて、プッシュしなくても進むことができます。かなりの運動量になりますが、サーフスケートは乗っていてとても楽しいです。
フロントトラックは通常、スケートボードやロングボードのトラックよりもかなり大きく、回転するアームに取り付けられています。スケートボードやロングボードのトラックはキングピンの軸が回転するだけですが、サーフスケートトラックはさらにアームで回転します。
このことはサーフスケートに色々なメリットをもたらし、他のタイプのボードと比較して大きなアドバンテージとなります。
ロングボードでクルージングしている時はあまり上半身を使いません。サーフスケートはその逆です。サーフボードで波に乗るように全身を使って前に進みます。このサーフスケートならではの動きが、通常のクルージングとは全く違う楽しみを与えてくれるのです。
普通のクルーザーボードで、特に初心者にとっては下り坂を下るのは少し難しいかもしれません。スピードを落とすにはカービングが有効ですが、通常のボードではそこまでカービングができません。その点サーフスケートはよりコントロールがしやすく、急な坂道でも安全に下れるほどのスピードに落とすことができます。回転半径が小さいのでコントロールがしやすく、狭いスペースや障害物があるところでも楽しめます。
前述したようにこのボードはパンピングが重要で、一旦リズムをつかめばボードから足を離さずに前へ進むことができます。上り坂でもただパンピングするだけです。確かに体力は使いますが、コンクリートの地面と体力が続く限り、いつまでも進み続けることができます。
サーフスケートに適している人は?
その名の通り海に入れない時に陸上でトレーニングしたいサーファーに多く使われているボードです。また、街中で障害物を避けながら滑りたい人や、運動不足を解消したい人に最適です。サーフスケートは高いカロリーを消費し、セッションのたびに下半身が鍛えられていると感じるはずです。楽しめる新しいワークアウトを探している人にピッタリです。
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それでは最後までお読みいただきましてありがとうございます!
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